CAMP GENSON 倉庫引き出し機
今晩は、今回も倉庫出しの無線機です
倉庫奥にアマ機の144メガセミトラ初代に発売されたタマコミニケーション
機が出てきました、これは私がハムを始めたころOMさんが購入した
との情報で知人とわざわざ拝見しに伺った事があります
当然若造無銭家の自分が購入出来る金額では在りません
ヨダレヲ垂らしながら、すげーと暫らく眺めていました、通信して貰い
FM波の音質は素晴しくこれぞ無線通信だと思いました
其れから、暫らくしてタクシー機の60メガ、150メガ機の払い下げ
が手に入り出し(当然全真空管)皆でクリスタル特注してアマバンドに
改良してラグリました、其れ位からハムメーカーが続々製品を出してきま
した
本機TAMA COMMUNICATIONS,co,ltd製でTCC-15/VRC10
東京、日本と在ります、送信部3本の真空管使用しています
ファイナルはかの有名な6360で5wの出力です、前段に
12BY7A2本使われています、送信時TRインバータ回路にて
高圧電圧を発生させています、独特のピーと言う発信音が
好きになりました、如何にも電子機器らしい音です
受信部はダブルスーパーで未だメカニカルフィルターが使われています
節電の為ヒーター用電源SWがあり待ち受けの対策がされています
此のメーカーは現在どう成っているか検索してみましたが、ヒットせず
不明です、現在のハム機に比べ比較になりませんが大変音質が良く
無線機らしい受信音です、但し動作させましたが不安定で、要修理
です、写真のマイクは純正でなくRCAのCB用のマイクが付いています
此れマイクは確か当時カーボンマイクロホンのはずですが自分が
付け替えた物か判明しません、次回調査します、此の頃製作は
部品の調達、調整、技術力等により28メガが限界で、キットのある
FMラジオ(当然真空管)等の製作をしていた時代です。
懐かしい機械です
受信部です メカニカルフィルターが此の頃使われていました
送信部です、送受僅か2chです
ついでに出てきました測定器の日本製外部電源です、通電確認した所
正常に動作しています通測用の真空管が使われています
スタビロ管も綺麗な色で発色しています、懐かしい放電色です
次は傍にありました、米軍SG URM25D PP-977/電源です
此のSG私が昇圧トランスを間違え117vトランスと思い込み
200vトランスを繋いでしまい、気が付かずえらいヒーターが明るいため
慌てて電源切断したセットの分です、良くケミカルコンデンサーが破裂
せずにいてくれたと思います、前記の電源と違い高圧電圧270ボルト
出力ですが600v4μのSANGAMOのコンデンサーだから助かった
のかも知れません、昔両リードのコンデンサーを部屋の中で150%
の電圧を架けわざと試し爆発させてみた事がありますが、すさまじい
音と、紙ふぶきでおまけにスパーク電光でした、まるで雷管並です
電源投入直後チリチリ音がして3秒ぐらいで破裂しました2度とごめんで
す、皆さんもお気をつけください、写真の電解コンデンサーもし破裂
したら想像を絶すると思います。ユーチュウバーの方に試してもらいたい
ですね!(笑い)冗談です。
近年このての電解コンデンサー、オ-ディオマニアの方なんかには
人気があるようです、取っておいて良かったと思います。
この先、懐かしいユニット、機器類在りましたら
紹介していきます。
其れでは又宜しくお願い致します。