tirogon207’s diary

軍用無線機、装備品、キャンプ、レトロゲーム等の日記的なブログです宜しくお願い致します

CAMP GENSON 倉庫引き出し機


今晩は、今回も倉庫出しの無線機です
 倉庫奥にアマ機の144メガセミトラ初代に発売されたタマコミニケーション
 機が出てきました、これは私がハムを始めたころOMさんが購入した
 との情報で知人とわざわざ拝見しに伺った事があります
 当然若造無銭家の自分が購入出来る金額では在りません
 ヨダレヲ垂らしながら、すげーと暫らく眺めていました、通信して貰い
 FM波の音質は素晴しくこれぞ無線通信だと思いました
 其れから、暫らくしてタクシー機の60メガ、150メガ機の払い下げ
 が手に入り出し(当然全真空管)皆でクリスタル特注してアマバンドに
 改良してラグリました、其れ位からハムメーカーが続々製品を出してきま
 した

 本機TAMA COMMUNICATIONS,co,ltd製でTCC-15/VRC10
 東京、日本と在ります、送信部3本の真空管使用しています
 ファイナルはかの有名な6360で5wの出力です、前段に
 12BY7A2本使われています、送信時TRインバータ回路にて
 高圧電圧を発生させています、独特のピーと言う発信音が
 好きになりました、如何にも電子機器らしい音です
 受信部はダブルスーパーで未だメカニカルフィルターが使われています
 節電の為ヒーター用電源SWがあり待ち受けの対策がされています
 此のメーカーは現在どう成っているか検索してみましたが、ヒットせず
 不明です、現在のハム機に比べ比較になりませんが大変音質が良く
 無線機らしい受信音です、但し動作させましたが不安定で、要修理
 です、写真のマイクは純正でなくRCAのCB用のマイクが付いています
 此れマイクは確か当時カーボンマイクロホンのはずですが自分が
 付け替えた物か判明しません、次回調査します、此の頃製作は
 部品の調達、調整、技術力等により28メガが限界で、キットのある
 FMラジオ(当然真空管)等の製作をしていた時代です。
   懐かしい機械です
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受信部です メカニカルフィルターが此の頃使われていました
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送信部です、送受僅か2chです
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ついでに出てきました測定器の日本製外部電源です、通電確認した所
 正常に動作しています通測用の真空管が使われています
 スタビロ管も綺麗な色で発色しています、懐かしい放電色です
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次は傍にありました、米軍SG URM25D PP-977/電源です
 此のSG私が昇圧トランスを間違え117vトランスと思い込み
 200vトランスを繋いでしまい、気が付かずえらいヒーターが明るいため
 慌てて電源切断したセットの分です、良くケミカルコンデンサーが破裂
 せずにいてくれたと思います、前記の電源と違い高圧電圧270ボルト
 出力ですが600v4μのSANGAMOのコンデンサーだから助かった
 のかも知れません、昔両リードのコンデンサーを部屋の中で150%
 の電圧を架けわざと試し爆発させてみた事がありますが、すさまじい
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 音と、紙ふぶきでおまけにスパーク電光でした、まるで雷管並です
 電源投入直後チリチリ音がして3秒ぐらいで破裂しました2度とごめんで
 す、皆さんもお気をつけください、写真の電解コンデンサーもし破裂 
 したら想像を絶すると思います。ユーチュウバーの方に試してもらいたい
 ですね!(笑い)冗談です。
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近年このての電解コンデンサー、オ-ディオマニアの方なんかには
 人気があるようです、取っておいて良かったと思います。
 この先、懐かしいユニット、機器類在りましたら
 紹介していきます。
 其れでは又宜しくお願い致します。