tirogon207’s diary

軍用無線機、装備品、キャンプ、レトロゲーム等の日記的なブログです宜しくお願い致します

CAMP GENSON ARR46 AM-2060

 皆さん今日は

  今回は余り目にしない航空機用(ヘリ用)LO、VHF受信機

  AN/ARR-46の紹介です、此の機械は恐らくアメリカ陸軍

  UH-1に搭載されサブレシーバーとして使われた

  LO、VHF24MHz~51,9MHzで100kHzステップのFM

  オールトランジスタ、クリスタル機です恐らく電池管使用の

  ARC-44との連れのようですコントローラーはなく本体

  操作型です、写真のように各バンドチューニングに

  大型のバリコンが使われ、見る限り回路ユニットより

  メカ部分が圧倒的で受信機にしては 不思議な風景です

  ARRー46で検索しても資料ヒットせず製番も6号機なので

  大変製造台数が少ない為でしょうか?

  動作はしていますが時々ロータリーSWの接触不良が在り

  改善が必要です、AFボリューム、スケルチが半固定なので

  外部にコントロールできるようにする予定です。
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 動作確認中でDC28ボルト、AFアンプ接続しています
  27メガ付近でCB違法局が周波数ずれているのか
 聞き取れましたw
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銀メッキの大型のバリコンです、メカが多く各ユニットは見つけにくい
 構造です、修理がしにくそう。
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 驚くべきメカです、クリスタルも多く使われています
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当時のメカニカルフィルターでかい!
 次回親機のARC-44も在りますので紹介いたします。

 次はもうお馴染みのPRC-25、77ポータブル機用車両マウント

   AM-2060の紹介です、PRC77は数台在りますが、ポータブル
  
  機なので今まで必要性は余りありませんでしたが、先日ジャンクで

  程度が良く安価でしたので手に入れました、故障しており内部

  点検したところ、なんと基板破損(写真あり)補修はしていましたが

  余りにも雑でリレーのコネクタ部分2箇所未修理、ツェナーダイオード

  リークにて不良です、ダイオード型番で検索すれど回路図はヒットせず

  規格不明、数此のセットは出回っているはずですが?

  ま~色々調べてみますが、12V、3V、AFアンプ付いていますので

  なるべく現状を大切に使いたいものです、電源はDC24Vですが、

  修理でユニット外そうとして何故こんなガラスエポキシ基板、ソケット

  迄破損させるのか不思議でなりませんw尚ユニットはビス外せば

  簡単にアッセン上向きに上げれば外せます、しかし頑丈に出来て

  何時も感心させられます、特に此の頃の機械は。
  PRC77,25用電源、AFアンプ内部です。
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 基板破損部分どうすればこんな破損させられるのか、ドラーバーで
  こねくり回したんだろうな~w銃撃でも受けたのだろうか?2個一?
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 基板割れ、なんとジャンパーしてる、パターンも再ハンダして基板は
  接着剤で補修、リレーソケット破損きずかず放置、動作するはず
 無いし、元々ダイオード不良だったのでは?代替ツェナー探さなくては
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 CR1リークで不良、他はスピーカー、トランジスタわOKです。
 PRC77との接続コードも付いていたので(此の接続は複雑です)
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ユニットはビス4本緩めれば上に引き抜けます、左側のロータリーSWは
 アンテナユニット切り替え用です。
改造するならAC100V、12Vの安定化電源内蔵、別アンプに取替え
 固定機用にすれば使い易いかも!しかし送信ブースターも欲しくなる。

  今回は以上です有難う御座いました。