CAMP GENSON ARR46 AM-2060
皆さん今日は
今回は余り目にしない航空機用(ヘリ用)LO、VHF受信機
AN/ARR-46の紹介です、此の機械は恐らくアメリカ陸軍
UH-1に搭載されサブレシーバーとして使われた
LO、VHF24MHz~51,9MHzで100kHzステップのFM
オールトランジスタ、クリスタル機です恐らく電池管使用の
ARC-44との連れのようですコントローラーはなく本体
操作型です、写真のように各バンドチューニングに
大型のバリコンが使われ、見る限り回路ユニットより
メカ部分が圧倒的で受信機にしては 不思議な風景です
ARRー46で検索しても資料ヒットせず製番も6号機なので
大変製造台数が少ない為でしょうか?
動作はしていますが時々ロータリーSWの接触不良が在り
改善が必要です、AFボリューム、スケルチが半固定なので
外部にコントロールできるようにする予定です。
動作確認中でDC28ボルト、AFアンプ接続しています
27メガ付近でCB違法局が周波数ずれているのか
聞き取れましたw
銀メッキの大型のバリコンです、メカが多く各ユニットは見つけにくい
構造です、修理がしにくそう。
驚くべきメカです、クリスタルも多く使われています
当時のメカニカルフィルターでかい!
次回親機のARC-44も在りますので紹介いたします。
次はもうお馴染みのPRC-25、77ポータブル機用車両マウント
AM-2060の紹介です、PRC77は数台在りますが、ポータブル
機なので今まで必要性は余りありませんでしたが、先日ジャンクで
程度が良く安価でしたので手に入れました、故障しており内部
点検したところ、なんと基板破損(写真あり)補修はしていましたが
余りにも雑でリレーのコネクタ部分2箇所未修理、ツェナーダイオード
リークにて不良です、ダイオード型番で検索すれど回路図はヒットせず
規格不明、数此のセットは出回っているはずですが?
ま~色々調べてみますが、12V、3V、AFアンプ付いていますので
なるべく現状を大切に使いたいものです、電源はDC24Vですが、
修理でユニット外そうとして何故こんなガラスエポキシ基板、ソケット
迄破損させるのか不思議でなりませんw尚ユニットはビス外せば
簡単にアッセン上向きに上げれば外せます、しかし頑丈に出来て
何時も感心させられます、特に此の頃の機械は。
PRC77,25用電源、AFアンプ内部です。
基板破損部分どうすればこんな破損させられるのか、ドラーバーで
こねくり回したんだろうな~w銃撃でも受けたのだろうか?2個一?
基板割れ、なんとジャンパーしてる、パターンも再ハンダして基板は
接着剤で補修、リレーソケット破損きずかず放置、動作するはず
無いし、元々ダイオード不良だったのでは?代替ツェナー探さなくては
CR1リークで不良、他はスピーカー、トランジスタわOKです。
PRC77との接続コードも付いていたので(此の接続は複雑です)
ユニットはビス4本緩めれば上に引き抜けます、左側のロータリーSWは
アンテナユニット切り替え用です。
改造するならAC100V、12Vの安定化電源内蔵、別アンプに取替え
固定機用にすれば使い易いかも!しかし送信ブースターも欲しくなる。
今回は以上です有難う御座いました。